保育士になるために専門学校に通うことには、メリットとデメリットがあります。まず、メリットですが、卒業と同時に保育士資格が取得できるという点が挙げられます。あとから資格を取るための試験を追加で受ける必要はなく、卒業と資格取得はイコールで結ばれています。そのため、卒業後にすぐ現場で働きたいという方には非常にお勧めです。
また、大体の場所が2年で資格を取得できるようになっています。短期間で資格の取得が可能なので、より現場に行きやすくなっています。さらに、専門学校によっては幼稚園教諭2種免許などといったほかの資格を同時に取得できる場所があります。これによって、働くことができる勤務先がぐんと広がります。
そして、4年制大学に通うよりも学費が安く済みます。つまり、専門学校に通うことは安く保育士資格を取得する上では見逃せない方法ということです。デメリットは、2年間という短い期間では保育知識や技術を詰め込みで学ぶこととなるので忙しい点が挙げられます。そのため、じっくり確実に学んでいきたいという方にとっては少々厳しい部分があります。
また、通学制のため、社会人や主婦が通うことは難しくなっています。通学に専念できる環境を整えられなければ、資格を取ることは難しいです。保育士になるために専門学校に通うことは、お勧めの方法ではありますが、様々な困難が待っているといったことを覚悟していかなければ、あとで痛い目を見ることになります。
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